新着情報

業務改善助成金で監視カメラを購入

業務改善助成金は、「生産性の向上」がキーワードだと前回お伝えしました。今回は、介護事業所での監視カメラの導入に業務助成金が支給された例を挙げてみます。

介護事業所には機能訓練室というトレーニングをする部屋があります。機能訓練室でトレーニングをしている間、職員が同室して見守りを行っていますが、この場合職員は付きっ切りになってしまいます。さらに職員数が少ない場合、事務の職員が見守りを兼ねて行う必要があるため、この時間は事務が止まってしまうという問題が生じます。

都内のB事業所では、この問題を解決するために事務室から機能訓練室の様子を監視することのできるカメラを導入することにしました。監視カメラの導入により、トレーニングの間ずっと機能訓練室に張り付いていなくてもよくなり、事務の仕事も並行して行えるようになりました。同一時間内に見守りと事務ができるようになるため生産性が向上するというストーリーです。

 

業務改善助成金は今年度分は終了しましたが、4月からはさらに内容が充実して実施される予定です。

 

 

関連記事

コメントは利用できません。

ブログ:新世紀の経営

  1. イノベーションとは何か?ドラッカーの文章をまとめると、イノベーションとは、変化を機会としてとらえ...
  2. 起業家のうち3年後には7割が廃業、5年後には9割が廃業し1割しか残らないと言われています。
  3. ドラッカーは企業家の本質として意思決定ができる変化を当然かつ健全なものとする変化を機会と...
  4. ドラッカーはマーケティングとイノベーションが経営の両輪であると言っています。
  5. ドラッカーはマネジメントの機能として、3つを上げています。

代表者プロフィール

井上敬裕
中小企業診断士・社会保険労務士
1972年岡山県生まれ
青果工場の工場長を経て、2012年中小企業診断士として独立、2015年から社会保険労務士として開業

浦安商工会議所経営支援発達事業アドバイザー
浦安市中小企業経営アドバイザー
渋谷区創業支援アドバイザー
東京開業ワンストップセンター開業アドバイザー
横浜市中央卸売市場経営アドバイザー
ふくしま地域産業6次化イノベーター
ミラサポ登録専門家(中小企業経営)
著作「食品表示事故をなくすために」(JTEX2017)